
MLBを毎日チェックするファンはもちろん、「推し(お気に入り)チームがプレーオフ(ポストシーズン)へ滑り込めるのか気になる!」というライト層まで大歓迎です。
この記事を読めば――
- 後半戦スタート時点の最新ワイルドカード順位がサクッと分かる
- 勝負を左右する直接対決や補強シナリオが頭に入る
- ニュースを追うとき「ここを見ればいい」とポイントが整理できる
- まず結論!ワイルドカード3枠を取るのはどこ?
- 最新順位&直近10試合を一瞬で把握
- 東地区4強の“潰し合い”ポイント
- “ビッグダンパー”ラリーとマリナーズの台頭
- 中・西の伏兵&再建候補をざっくり整理
- 25年トレード市場が読みづらいワケ
- 注目カード&日程カレンダー
- まとめ:突破ラインと後半戦の注目視点
1. まず結論!ワイルドカード3枠を取るのはどこ?
7月18日時点でワイルドカード(WC)枠は
- ヤンキース 53勝43敗
- レッドソックス 53勝45敗
- マリナーズ 51勝45敗
ここに1.5差のレイズ、3.5差のレンジャーズが続き、ツインズ/エンゼルス/ロイヤルズ/ガーディアンズまで計7球団が5ゲーム差に密集。
- 東地区4球団(ヤンキース・レッドソックス・レイズ・ブルージェイズ)で最大3枠を奪い合い
- 西地区からマリナーズが1枠を死守中
- 残り1枠を中・西の伏兵5球団が取りに行く

2. 最新順位&直近10試合を一瞬で把握
スタンディングはMLB公式の「Wild Card Standings」でリアルタイム確認できます → 公式はこちら
チーム | 直近10戦 | 連勝/連敗 |
---|---|---|
ヤンキース | 5勝5敗 | L2 |
レッドソックス | 10勝0敗 | W10 |
マリナーズ | 6勝4敗 | W3 |
3. 東地区4強の“潰し合い”ポイント
ヤンキース
序盤に最大7ゲーム差をつけながら6月以降失速。
それでもアーロン・ジャッジが35本塁打・81打点、OPS(出塁率と長打率を合算した指標)1.19でMVP圏内。
レッドソックス
主砲デバース放出を乗り越えて10連勝。復帰したアレックス・ブレグマンがクリーンアップを強化。
ブルージェイズ
7月頭に10連勝で首位へ → streakを止められるも依然強力。
レイズ
7月成績3勝9敗で失速。仮本拠地問題(球場建設が遅れ、暫定球場を転々とする事情)がメンタル面にも影響。
4. “ビッグダンパー”ラリーとマリナーズの台頭
カル・ラリー(愛称“ビッグダンパー”)は前半戦だけで38本塁打・82打点――捕手史上初の本塁打王が現実味。
ホームランダービーでも捕手初の優勝。投手陣はチーム防御率(失点をイニングで割った指標)リーグ5位で安定。
課題はブルペン(救援陣)強化と左対左OPS改善。
5. 中・西の伏兵&再建候補をざっくり整理
チーム | 差 | 補強ポイント | スタンス |
---|---|---|---|
レンジャーズ | 3.5差 | 先発投手 | 状況次第で買い手or売り手 |
ツインズ | 4.0差 | ブルペン | 保有戦力で様子見 |
エンゼルス | 4.0差 | 将来設計 | トラウト放出検討の可能性 |
ロイヤルズ | 4.5差 | 外野打撃強化 | Thread the needle戦略(現有戦力維持&部分補強) |
ガーディアンズ | 4.5差 | 若手外野 | クローザー(抑え投手)クラセ放出案浮上 |

6. 25年トレード市場が読みづらいワケ
WC圏が団子状態で「明確な売り手」が少なく、7月31日締め切りギリギリまで動向不透明。
ヤンキース・レッドソックス・アストロズ・ブルージェイズの“常勝型”が先発&リリーフ(中継ぎ)を求め市場を活性化させそう。
7. 注目カード&日程カレンダー
日程 | カード | 意味合い |
---|---|---|
7/22–24 | ヤンキース @ レイズ | WC首位と4位直接対決 |
7/25–28 | レッドソックス vs ブルージェイズ | 東地区タイトルマッチ |
7/29–31 | マリナーズ vs レンジャーズ | 西地区勢の“差し合い” |
8/5–7 | ロイヤルズ @ ガーディアンズ | 生き残り or 売却決断 |
8. まとめ:突破ラインと後半戦の注目視点
- 突破ボーダーは例年より低めの87勝を予測。
- 残り試合を勝率.550ペースで走れるかが鍵。
- ジャッジ vs ラリーの本塁打王争い、レッドソックスのリリーフ補強、レイズ再浮上策に注目。

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