いや~、これはニュースですよ!
マリナーズのカル・ローリーが38本でア・リーグ本塁打ランキング単独トップ。ヤンキースのアーロン・ジャッジ(35本)をまさかの“捕手”が上回るのは衝撃しかありません。
この記事を読めば――
- **「なぜ捕手がジャッジより打ってるの?」**のモヤモヤが即スッキリ
- ドラフト3巡目から“ビッグダンパー”になるまでの裏側
- 後半戦の60本到達シナリオとア・リーグ本塁打争いの行方
がサクッとわかります。観戦ネタもファンタジー野球の補強判断も、これ一記事でバッチリです!

目次
- まず結論:捕手が本塁打王ペースってマジ?
- ドラフト3位から“Big Dumper”誕生まで
- メジャー成績の伸び方が右肩上がり!
- ア・リーグ本塁打争いをざっくり整理
- 愛されキャラ+率直キャプテンシー
- マリナーズの今とローリーの重み
- 歴代捕手HRランキングと比べてみた
- 後半戦シミュレーション:あなたは何本予想?
- まとめ:60本のカギは“休ませ方”
1. まず結論:捕手が本塁打王ペースってマジ?
ローリーは前半93試合で38本塁打。試合あたり0.41本=162試合換算64本! 捕手年間最多48本(サルバドール・ペレス/2021年)を楽に超えるペースです。しかも38本はア・リーグ前半戦新記録で、MLB記録39本(バリー・ボンズ/2001年)まであと1本に迫ったが更新ならず。(ボンズは薬物使用)
なお、バリー・ボンズの2001年シーズン・73本塁打はシーズン本塁打数歴代1位。
2. ドラフト3位から“Big Dumper”誕生まで
- 2018年ドラフト3巡目(全体90位でマリナーズが指名。大学時代はスイッチヒッター(左右どちらでも打席に立てる)として注目。
- 2019年マイナーで29本を放ち長打力を証明。
- 2021年7月11日にメジャーデビュー。
- 愛称”Big Dumper”はお尻のどっしり感+豪快弾が由来。
- 2025年3月、6年1億500万ドルの延長契約で球団の顔に。
3. メジャー成績の伸び方が右肩上がり!
年 | 試合 | OPS(出塁率+長打率の合計指標) | HR | 打点 |
---|---|---|---|---|
2021 | 47 | .532 | 2 | 13 |
2022 | 119 | .774 | 27 | 63 |
2023 | 145 | .762 | 30 | 75 |
2024 | 153 | .748 | 34 | 100 |
2025* | 93 | 1.010 | 38 | 82 |
*7月13日終了時点 |
累計131HR/OPS.789は捕手離れ。しかも今年はWAR(勝利貢献度)約5でチーム野手トップです。
4. ア・リーグ本塁打争いをざっくり整理
「ローリーは本当にジャッジより上?」と半信半疑のあなたへ。現時点のトップ3はコチラ👇
順位 | 選手 | チーム | 本塁打 |
---|---|---|---|
1 | カル・ローリー | SEA | 38 |
2 | アーロン・ジャッジ | NYY | 35 |
3 | バイロン・バクストン | MIN | 21 |
ご覧のとおり3位とは17本差。実質「ローリー vs ジャッジ」の一騎打ち状態です。
- ジャッジは打率.355/OPS1.19と“打撃三冠ペース”だが、下半身の張りで時々休養あり。
- バクストン以下は20本前後で、タイトル争い(タイトル:シーズン各部門の1位表彰)からやや後方。
5. 愛されキャラ+率直キャプテンシー
- 2022年サヨナラ弾で21年ぶりPO(ポストシーズン)進出を決め、シアトルのヒーローに。
- 2023年オフ「勝つための補強を!」とフロントに直言しファンの心をゲット。
- 今年のHRダービーでは父が投手、弟が捕手という家族総出プラン。
6. マリナーズの今とローリーの重み
- 7月13日時点で51勝45敗/地区2位、首位アストロズに5ゲーム差。
- チーム本塁打131本のうちローリーが**29%**を占有。正真正銘の“看板打者”です。
7. 歴代捕手HRランキングと比べてみた
順位 | 選手 (年) | HR | 捕手出場率 |
---|---|---|---|
1 | サルバドール・ペレス (2021) | 48 | 75% |
2 | ジョニー・ベンチ (1970) | 45 | 96% |
3 | ハビ・ロペス (2003) | 43 | 90% |
– | カル・ローリー (2025前半) | 38 | 75% |
前半だけでトップ3に迫る…怖すぎる。
8. 後半戦シミュレーション:あなたは何本予想?
シナリオ | 残66試合HR | 最終HR | 備考 |
---|---|---|---|
今のペース維持 | 26 | 64 | 捕手最多+16本 |
捕手負担で–15% | 22 | 60 | “60本クラブ”入り |
10試合欠場 | 18 | 56 | 球団記録タイ |
個人的には60本いけると思ってます(怪我と敬遠がなければ)
9. まとめ:60本のカギは“休ませ方”
- DH併用で体力温存 → ペレスの48本はほぼ確実に突破。
- 地区首位争いがヒートアップ → 勝負を避けられにくくなり打席数◎。
- “Big Dumper”が捕手史上初の60本台に乗る瞬間を見逃さないよう、毎日のスタメン発表から要チェックです!
※本文中のデータはすべてMLB公式 & Baseball-Reference等から2025年7月13日時点のものを引用しています。
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